クロス・ラミネイティド・ティンバー(Cross Laminated Timber)の略称で、
ひき板を繊維方向が直交するように積層接着した重厚なパネル。
欧米を中心に、平成7年ごろより、中・大規模のマンションや公共施設などの壁や床に用いられています。
直交積層構造により欠点が分散されるため、節等の多い比較的低質な材を利用できます。
また、厚みや幅があるため、高い断熱性、耐火性や強度が期待できます。
CLTの特徴
DEVELOPMENT OF LAWS AND REGULATIONS
CLT普及に必要となる主な関連法令(規格・基準等)などの整備
日本農林規格
平成25年12月20日 JAS規格制定
平成26年 1月19日 JAS施行
法改正等
成 果
住宅資材のアイテムのひとつとして、
また、床等の構造部位のひとつひとつとして使用できる。
1.CLTの材料強度
2.CLTを床壁に用いる場合の接合部強度
法改正等
【建築基準法関連】
1.CLTの材料告示(基準強度等)新設
2.設計基準・技術基準整備
成 果
住宅資材のアイテムのひとつとして、
また、床等の構造部位のひとつひとつとして使用できる。
法改正等
建築基準法施行令第46条
(構造強度:木造)の改正
成 果
建築基準法告示S62第1898号四号(材の強度、耐久性の基準)に
位置づけされ、同告示S62第1899号(木造の構造計算)ができる
法改正等
CLT構造告示の整備≒建築基準法告示H13第1540号
(枠組壁工法、木質プレハブの工法)の改正
成 果
法改正等
燃えしろ設計(建築基準法告示S62第1901号)のできる材料に
CLTを追加S62第1902号に新たに追加
成 果
CLTを用いた建物で高層建物や大規模建物が建てられる
(防耐火性能がクリアできる)