2026年に愛媛県で開催される「第76回全国植樹祭」。その中心施設であり、天皇皇后両陛下が御着座される「お野立所(おのだてしょ)」の建設プロセスをまとめた特別動画を公開いたしました。
本動画では、建物の要となる「愛媛県産CLT」の製造・検査から、精密なプレカット加工、そして実際の組立に至るまでの一連の流れを収録しています。
設計のモチーフとなったのは、愛媛県民に広く愛される「石鎚山」。その威風堂々とした姿を建築に取り入れることで、植樹祭のシンボルとして、そして両陛下をお迎えする施設として相応しい佇まいを実現しました。
CLTと丸鋼を用いたシンプルな三角形をベースに構成。ただし、単純な三角形で終わらせず、各部材を少し伸ばし、丸鋼による空隙(すきま)を持たせることで「森林資源の循環」をダイナミックに表現しています。
使用されている木材は、大阪・関西万博の大屋根(リング)にも採用された高品質な愛媛県産CLTです。各部材に県産のスギ、ヒノキ、そしてスギ・ヒノキのハイブリッド材を適材適所で使い分けることで、愛媛の森林資源の多様性と豊かさを視覚的にも表現しています。