愛媛県産のヒノキCLTを使用して令和4年3月に竣工した南予森林組合新事務所(愛媛県北宇和郡鬼北町)の木工事の状況を記録しました。
この建物は、CLTの新たな活用方法として、CLT連続円筒シェル構造屋根を採用し、性能を実証確認して建設されました。この連続円筒シェルは、地域の山並みを意匠しています。(詳細は、近日公開予定のパンフレット「CLT建築物の南予森林組合事務所棟について」をご覧ください。)
これまで木材利用が低位であった非住宅分野を中心とする建築物において、品質や性能が明確で構造計算が可能なJAS構造材を積極的に利用することで、JAS構造材の格付け実績を引き上げ、流通量を拡大する目的で実施された、JAS構造材個別実証支援事業(国補助事業)を活用して令和3年度に松山市内に建設されたYアパートの木工事の状況を記録しました。
この建物には、壁と床に約20㎥のCLTが使用されています。